トーストは魚焼きグリルで ～ガスコンロの活用①

20年くらい前　夫と同居当初、トースターがありませんでした。

パンをあまり食べなかったので、トーストしたい時は電子レンジのトースター機能で焼いていました。時間は掛かるし、網がクルクル回るので１枚しか入りません。食べると乾燥した感じで全体がカリカリです。

私の好きな焼き加減は、中はしっとり、外はパリっとしたソフトな感じが好きです。

たまにしか食べないので我慢していたのですが、ある日 夫がガスコンロに付いている魚焼きグリルでパンを焼いていました。

ビックリ仰天です。私にはそんな柔軟な発想はありませんでした。

最近、焼き魚はフライパンを使うという方がたくさんいらっしゃるようですが、私は余分な油を落としたいので、魚焼きグリルで焼いているので庫内は油はねで汚れています。

魚の生臭味がつくのでは?　と心配して聞いてみると、「全然大丈夫だよ ｣と得意げな顔をしていました。コンロの網と受け皿は毎回洗っているので勿論臭いません。

食べてみると、全く魚の臭いはしていません。

焼いている間は、パンの水分が蒸発するので臭いは付かないそうです。

外はカリッと、中はしっとり。私の好む焼き加減でした。

以後20年、パンは魚焼きグリルで焼いています。

 

途中、実家で使っていないポップアップトースターを頂いて来たのですが、何度か使ってみたものの、出したり仕舞ったり面倒、焼き時間も直火のガスコンロの方が早いのです。焼きの途中で硬いバターを落とすと、うまい具合に溶けてくれます。

魚焼きグリルは庫内が温まると、一気にきつね色になるのでずっと付いていなくてはいけませんがほんの僅かな時間です。